愛のステファン犬物語

1月30日の日記に載せたわんわんパトロール犬のステファン君（黒ラブ・♂）について、拍手より「ステ犬はニアのキスで人間に戻る」というコメントをいただき、それについて昼休み弁当食べながら妄想してたらとても楽しかったので絵にしてみました。
拍手の匿名さん、ネタお借りいたします！素晴らしいネタをありがとうございました…！


続きよりどうぞ。

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愛のステファン犬物語



昔々あるところにステファンという黒いラブラドールレトリバーの雄と、飼い主のニアと言う少年がおりました。

ステファンはニアにしっぽを踏まれようと背中に乗られようと決して怒ったりしない賢い犬でした。







ある日のこと、ニアが言いました。

「ステファン、いつもわたしの側にいてくれてありがとうございます。」

そうしてステファンの鼻にキスをしました。







するとどうでしょう！犬だったステファンがたちまち美しい青年の姿になったではありませんか！

「ニア、僕は魔女の呪いで犬の姿にされていたのです。呪いを解いてくれてありがとう。」

「あ、そうなんですか。どういたしまして。」

ニアの反応は驚くほど淡白でした。




ステファンが人間になっても、ニアのステファンに対する態度は変わりませんでした。

背中に乗ったり、しっぽの変わりにナニを踏んできたりとやりたいほうだいです。

それでもステファンは幸せです。

だって人間に戻った今、この手でだいすきなニアを抱きしめることができるのですから。



めでたしめでたし。
…とか携帯のメモにひたすら打ち込んでいた今日の昼休みでした。なんだこのラブオチは…
ニアは死神の存在ですらすんなり受け入れたので、犬が人間になってもあっさり受け入れてくれそうです。
ラブラドールって首にバンダナ巻いてる子多いのなんでだろ。